今回は前回ご紹介したサブマリーナアンカーに新たな発見があり皆様にお伝えしたくて、急遽続編を作成しました。
サブマリーナアンカーも年代によってモデルチェンジを果たしている!
時代と共に防水表記が変わっていたり、サブアンカー自体のサイズや王冠の形状、表記に違いがある。このような小さなこだわりや謎に包まれている事こそがロレックスを魅力に感じてしまう理由ではないでしょうか。時計本体のモデルチェンジはしていないのに、付属していたサブアンカーの書体や王冠の形状が途中から変わっているのもロレックスに良くある謎のひとつです。
左:80年代前半。
アンカーの色味は光沢の無いくすんだシルバー。
80年代のアンカーの特徴として防水表記の300mや1000ftは、ロレックスのブランドカラーであるグリーンのプラスティック製素材で金属に張り付けられており、シルバーにペイントを施された字体で表記されている。
サブアンカーのチャームは銀色のひもが付いている。
※断言はできませんが80年代の初期に付属していたと思われます。
右:80年代後半~90年代まで付属。
推測になりますがRef.16800やRef.5513のフチアリに切り替わったタイミングで、恐らくサブマリーナアンカーもこのタイプに切り替わっています。
アンカーの色味はこの時代までくすんだ銀色で300mや1000ftは金属に直接レリーフ状に表現されておりペイント等は施されていない無骨な印象を受ける。
サブアンカーのチャームはチェーンに変更された。
左のサブアンカーよりもアンカー全体の縦が約1cmほど大きくなっている。
1000ft表記のプラスティック製のバッジが外れていたので、表記を見てみると660ftになっているのを発見!!!!↓下の写真で確認できます。恐らく防水性能が200m時代のRef.1680や5513に付属していたサブアンカーの上にグリーンのバッジを貼りつけているのだと思われる。考察になりますが、当時Ref.16800を発表した時にサブアンカーの表記は200mのものしかなく、新しいサブアンカーの納品が間に合わなかったために急遽プラスティック製の物に防水表記を施して貼り付けたのではないでしょうか。当時の時代背景やストーリーを推測するとワクワクしてきますね、そしてロマンを感じてしまいます。ロレックスのイメージカラーであるグリーンを使用しそこに防水表記を記載している事が、300mも防水機能があるんだぞと語りかけてくるような気がしてたまらないからです!80年代のチープな感じもたまらないですね!
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