ミルガウスRef.1019シルバー前期1970年製

アンティーク

MILGAUSS

Ref.1019

シルバー(前期)

1970年製　Ser.24～

商品番号：254095

本日はミルガウスRef.1019シルバー前期1970年製を紹介いたします。

製造期間は1964年頃から1988年頃まで製造されていました。今回紹介の個体はシルバーダイヤルですが更に流通量の少ないブラックダイヤルも存在します。

搭載ムーブメントはミルガウスRef.1019専用ムーブメントCAL.1580を搭載しています。ヒゲゼンマイやテンプ部分に耐磁素材を採用しており独特のカラーリングとなっています。ムーブメントを軟鉄製のインナーケースで覆う事で外的磁気から防御しています。1970年頃にはハック機能が追加されました。

前作Ref.6541から大幅にデザインを変更して登場したRef.1019は武骨な長短針と繊細な秒針が特徴的です。同年代の他のモデルと比較しても「ROLEX」のロゴが大きく存在感のある点も特徴的です。

長い製造期間の中でマイナーチェンジが複数ございます。初期ダイヤルはダイヤル上の秒を示すピッチの刻みは0.2秒に対し1980年代には0.5秒刻みへ変更されています。

シルバーの文字盤の仕上げは1970年代まではダイヤルの表面に縦のラインが入るヘアライン仕上げでしたが1980年代ではラインの入らないダイヤルに変更されました。

夜光の位置も年代によって異なり1970年代まではインデックスのフチに夜光塗料がありました。※夜光がない文字盤も存在します。1980年代になると文字盤の上(インデックスの外側)に夜光塗料が塗られました。

夜光無しインデックスの個体はオニキスインデックスと呼ばれるブラックアウトの使用になっており、針も本来夜行が塗られる部分にはオニキス同様のブラックペイントが施されています。

トリチウム夜光ダイヤル:シルバー（前期）（夜光付きビッグロゴ）ブレスレット：78360/580（F）

トリチウム夜光がほんのり焼けた雰囲気の良い個体です。

ダイヤルは前期の0.2秒ピッチのヘアライン&スクエア夜光ダイヤルです。

インデックスやダイヤル際に極小のエイジングが見られます。針は年代に合った山型仕様の針です。

何か所か夜光に崩れが見られます。また夜光が崩れない様にコーティングを施したような跡が見受けられます。（ルーペレベル）ブラックライトでの反応はしっかりと出ます。

製造年代の中抜けがあり、BC刻印がずれやすいRef.1019ですが、この個体は70年2期のシリアルと合致したBCが付いています。

※BCに【×××】3バツ刻印有り弊社提携修理会社でケースやムーブメント等は鑑定済ですので、恐らくメーカーOHにおいてムーブメントの受付が終了していると言う受付不可の刻印だと思われます。

ケース・ベゼルコンディションはやや痩せ感はありますが個体数や年代から考えれば比較的良いコンディションだと思います。Ref.1019特有の角ケースのシェイプはしっかりと残っています。

ブレスレットは後年になりますが伸び感の少ないブレスが付いています。

何か所か要説明箇所はあるものの市場に出回る機会が少ないモデルですしオリジナルが高騰していく近年で今回の個体は価格とのバランスは良い方だと思います。オススメです！

是非、この機会にいかがでしょうか！

現状販売

￥3,188,000– (税込)

お支払方法

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